8/5土曜、小沼ようすけさんと藤本一馬さんのギターデュオユニット、Najaのライブ@湘南T-SITE。
Najaという名前は、二人を繋げたイベント企画会社Coyoteのオフィスだかどっかにいて、みんなに親しまれていた犬ちゃんの名前で、もう既に他界したそう。この日のMCでわかりました。蛇足だけど、小沼さんのこの説明の仕方が上手くて、ストーリーテリング的に綺麗で、みんな「嗚呼」ってなった気がする。
Najaは2012年頃から活動していて、この日は、この7月末に1stアルバムを発売してからは初めてのライブとのこと。
開演!
18:45頃スタート。
Earth and ocean
曲中の怪しい響きのコードと、ユニゾンのキメのフレーズがとても印象的な曲。Mirror moon
小沼さん作曲の浮遊感のある曲。小沼さんのファンキーでスピード感あるグルーヴィーな演奏も特徴的だけど、こういう側面も本当に素敵だよなぁ。
Tough road
2016年にレコーディングしたとのこと。2人の音楽的ルーツにあるロックをテーマにしているそう。小沼さんはES275で歪ませていたが、その音がこれまた綺麗で心地よくカッコよかった。こんな上品な歪みの音色があるなんて。
Coyote
先述のイベント企画会社と同名の曲。この曲も美しくて気に入りました。
For the beats
小沼さんは3回くらいパプワニューギニアを訪ねているそうだが、そこの鳥の鳴き声や民族音楽にインスピレーションを受けて作曲されたそう。藤本さんによると、インプロヴィゼーションの要素が多い曲だとか。めっちゃ楽しくていい、これも。
Rain forest
ギターデュオの特性として、2人の区別がつかなくなるイメージで作ったという藤本さん作曲のチューン。
感想など
というようなセットリストのミニライブでした。客席からの視界が悪かったのと、音も広がりがちなのが残念だったけど、お二人の演奏は素晴らしく、またCDをゆっくり聴き直したいなと思いました。
あと、割とみなさんにはどうでもいい話かと思うのですが、小沼さんはEchizenギターにはI-Lのシールドを使用しておられて、L型のプラグはアンプ側ではなくギター側に挿していたことを確認した。僕いつもI-Lのシールド持つと、どっちをギター側に挿せばいいのか迷うので笑。
湘南T-SITE内の今回の会場は、オシャレではあったけど、ただそれだけだった。見づらいし、オープンな空間だからか音も広がっちゃってる感じで。そして、なぜ最前列に一番高いイスを配置したのか、運営者のセンスを疑う...。そのせいで2列目以降のソファ席や、後方座席の視界が結構遮られてしまって、主役のギタリスト2人がよく見えなかったです。
でも湘南T-SITE自体は、やっぱ素晴らしいとこ。一日中どころか、二泊三日くらい居たいと同行の友人に冗談交じりに話したくらい。
湘南住みたいなぁ。
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